定年までにいくら稼ぎ、貯金が必要なのか?
あなたは、貯金をどれくらいしていますか?
そして、貯金は好きでしょうか?
「あるだけお金を使ってしまう」
「仕事もあるし、給料も今後は上がるだろうから、貯金はしてない」
「先のことなんかまったく考えてない」
という方もいれば
「結婚する予定があるので400万くらいは貯めようと努力している」
「自分は定期預金で毎月決まった額を貯金できているから大丈夫」
という方もいます。
以下、年齢別の平均貯金額です。
20代、平均貯金額【184万円】
30代、平均貯金額【395万円】
40代、平均貯金額【588万円】
と言われています。
この額を見て
(やばい、全然届いていたかった・・・)
と思ったあなた
こちらに当てはまっていないでしょうか?
貯金のない世帯
20代、【45.3%】
30代、【31.0%】
40代、【35.0%】
この数字を見て
(よかった~、自分だけじゃなかった・・・!)
あなたがそう思ったなら、その考えは完全に捨て去らなければこの先決して生きていくことはできないでしょう
参考資料
20・30・40代の年齢別平均貯金額と毎月の貯金額とは
http://oyajitechou.com/tuukin-sigoto/tyokin-heikin
自分の年収、独身か結婚しているか
それによって、貯金の仕方は変わってくると思います。
では、あなたははたしていくら貯金していれば大丈夫なのでしょうか・・・?
日経電子版では、以下のような表を基に貯金をしていくことを薦めています。
http://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2901X_Z20C11A6000000?channel=DF280120166592&page=3
年収と年齢別 あなたが貯めているべき金額
どうでしょうか?
あなたはこれなら、貯金できる見通しは立てそうでしょうか?
私は現在28歳の契約社員
年収は220万円、手取りは約16万円です。
この計算の目安でいえば
【年間で貯めるべき金額】
年収200万円、実家暮らし = 60万円
【私の年収・年齢で貯めるべき金額】
年間で貯めるべき額 × 働いた年数 = 私の年収・年齢で貯めるべき金額
60万円 × 6年 = 360万円
でした。
私は実家暮らしではありますが、家には毎月家賃として7万円入れています。
このような状態で360万円貯めることは相当厳しいと思います。
私は一年間だけ、娯楽を一切たち、職場の飲み会もすべて断り
上司からものすごい嫌味やパワハラを受けながら、貯金だけにすべてを費やしたことがありました。
それで貯金できた額は結局51万円でした。
切り詰めれば切り詰めるほど、心はすさみ
病気になってしまったりストレスがたまったりと結局お金を使うことが多かったのです。
貯金ができたとしても、切り詰めるところは切り詰め
お金をかけなければいけないところにも、かけられない状態。
私は一年も持ちませんでしたが、このように切り詰めて、貯金したとして
果たしてこれを65歳までの新卒からの43年間
あなたは一日も休まずに、心折れずにやれることができるのでしょうか?
そして、それをすることで、老後は本当に幸せで
十分ゆとりのある生活が保障されるのでしょうか?
東洋経済では老後必要な貯金について、このようなデータを出しています
「安心な老後」には、いくら貯金が必要なのか
http://toyokeizai.net/articles/-/65657?page=2
定年退職後、貯金額3000万円では足りない?
私の場合、年60万円の貯金で大丈夫と上の計算で出ましたが
年間の貯金 × 勤労年数 = 老後の貯金
60万円 × 34年 = 2040万円
そう
どんなに身体を壊して、老後生き残るために切り詰めて生活したとしても
老後には「みじめな死」しか待っていなかったのです。
こんなこと、学校で教わるでしょうか?
教わることとすれば、努力すれば報われる
何も知らないで、身体を壊して死に向かっていた私へ優しく地獄へ導く手段しか
教わっていなかったのです。
~退職金もあてにはならない?~
また、東洋経済の記事には以下のことも書いてありました。
退職金だけでは足りない
今までの日本人労働者の常識が一切通用しない。
つまり、今まで習ってきたことでは対応できない世の中になってきていると
言えるのです。
【これからの人生を生き抜くために】
老後の資産形成と簡単に言っているが
私たちはどのようなものに時間とお金を投資すればいいのだろうか
最低限の貯金をすること
・そして、信用のおけるものに投資をし
・労働以外にも資産を生み出すこと
この二つがなければ、60歳以降の生き方は保障されていないと考えて間違いはありません。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。