ビックカメラ、ビットコイン導入、その理由は？
ビックカメラは４月７日から
ビットコインでの商品の清算を導入しました。
ビックカメラ “ビットコイン”決済導入
日テレNEWS24より
http://www.news24.jp/articles/2017/04/07/06358403.html
その理由は大きく二つ
１、海外観光客向けのサービスの充実化
２、中国人観光客向けのサービスに特化
です。
日本は今後、円安に進む
そして、円安に進むことで
私たちの貯金や年金の価値はどんどん下がり
知らないうちに目減りして
大損してしまうことは、以前に話しました。
国からしてみると
円安はものすごく得策であり
いいことづくめです。
良いこと１
・円の価値が下がることで国債の負担額が下がる
円の価値が半分以下になれば
簡単な話、返す額は半分で済みます。
これって、割と現実的な話です。
つい数年前、日本円は８０円台でした。
価値が半分ということは１６０円台です。
割と現実的な話ですよね。
良いこと２
・年金の支払いの額も目減りする
年金も円で支払われます。
ドル高だから、ドルで払ってほしいとはなりません。
少し話が脱線してしまいました。
ここからが本題
【海外観光客向けのサービスの充実化】
これを実現するために
もっとも簡単な方法は
円安にする
これに尽きるのです。
円安にすれば、日本の商品、サービスは
外国からしてみればとても安くなります。
つまり、日本に行けば安価で質のいいものが
手に入る。
そして、ついでに観光をすることで
そこでもお金を落としてくのです。
さらに、ビットコインでの支払いを充実することで
手数料もかからず、今まで何万円と掛かっていた
為替手数料などなしで買い物ができてします。
ビットコイン支払いをすることで
２～３万円分、余計に買い物ができてしまう
そんな仕組みになっているのです。
中国のお買いものといえば
爆買い
が頭に浮かびます。
中国のお金持ちさんは
資産をたくさん持っている。
彼らは実はその資産を中国のお金
元ではほとんど持っていません。
ドルや金などに換えて
資産を守っているのです。
自国のお金を信用していない。
日本ではあまり考えられないことですよね。
こちらのグラフを見てください。
中国バブルが崩壊しかけたとき
中国の方はドルへ資産を逃がそうとしました。
しかし、当時の中国政府は
国内の資金を外国に逃がさないように資するため
ドルと元の為替の規制をしていたのです。
そこで、使われたのが
ビットコインでした。
（元をビットコインにして、ドルに直したら
いけるんじゃない・・・！）
そう思った富裕層はみな一気に
ビットコインを買い、値段が一気に上昇しました。
ここで分かることは
中国が自国の通貨を信用していないというだけでなく
・世界人口１位の国が
ドル・金と同じように、ビットコインを
資産を逃がす基軸通貨として認めている
という点なのです。
世界の貨幣はどうでしょうか？
ドルは基軸通貨で安心といわれていますが
今の大統領がその価値観を壊してしまう勢いが
あるように思います。
ユーロもイギリスが離脱したことにより
不安要素が出ました。
イタリアやギリシャという負債国も抱え
安全というのは難しい貨幣ではあります。
日本の円はどうでしょうか？
日本人は財布のひもがきついと言われていますが
先進国の中ではトップクラスの借金国です。
報道ステーション（２００４年）
発展途上国と同じレベルといわれています。
ちなみにこれは２００４年のものです。
おそらく今は南アメリカよりも下のランクに
見られていると思います。
銀行の通帳を見てにやにやしている
給料明細の社会保険で予想以上にひかれている
数字を見て
（老後の安定した生活のためには仕方ない）
そういう時代はもう終わっています。
おそらく平成一桁世代で完全に終わっています。
頑張って、我慢しても
最終的に実らない現実が目に見えてきました。
逆に言えば少し視点を変えて
少しの行動で世界が変わる時代になってきてもいるのです。
インターネットを使ったインフラが
世の中を変えている。
この恩恵を生かして
実りある未来を私も
そして、この記事を読んでくださっているあなたにも
手にしてほしいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
