怖いのは需給の延期だけじゃなかった!本当の年金問題の落とし穴
以前に
年金の支払額と支給額について
お話しました。
年金問題の心配事といえば
「果たして私たちが65歳になった時に支給されるのか?」
ということが挙げられます。
年金への危機感や不安を
夜のニュース番組で数字が出されていました。
これだけ見るとこの先不安ではありますが・・・
本当にこんな現実が
待ち受けているんでしょうか?
もしこれが真実だったら・・・
今回は支払・支給時期や
その他の問題について考えながら
年金制度についてみていきたいと思います。
下のサイトでは年金の支給時期の説明がされ
PDFファイルで早わかりできるようになっています。
日本年金機構
厚生年金の支給開始年齢
http://www.nenkin.go.jp/yougo/kagyo/kounen-kaishi.html
一部を乗せてみました
支給時期がしれーっと後にずれ込んでいますね。
国民年金も厚生年金も
どちらも65歳。
私の場合、もし80歳まで生きたとしても
15年間で支給される額は
一年間の支給額
130万円 × 15年 = 1950万円
40年間の年金支払額は
19万円 × 40年 = 760万円
(計算式等はこちらの記事を参考にしてください)
(意外ともらえるかも!)
そうあなたは思うかもしれませんが
少し考えてほしいのは
ひと月約 130÷12=約10.8万円
で15年間、180か月を生きなければなりません。
ひと月10万円程度と考えると厳しいですよね。
(貯金をしてなきゃいけない・・・)
そう思っていてもできない現状
そして、貯金以外にもさらなる落とし穴が
実は存在しているのです
日本の借金について
可愛く分かりやすく説明しているサイトを見つけました
http://cardloan-girls.jp/japan-debt/
NAVERまとめサイトにも出ていました。
それだけ多くの人が不安に思う内容なんですね。
https://matome.naver.jp/odai/2141561241304660701
最悪、日本経済が破綻してしまった場合
どんなことが起こるのか・・・
「日本経済が破綻なんてないでしょ?」
その可能性は0ではありません。
いや、その可能性のほうがむしろ大きいという
考えの人のほうが先見の明がある人かもしれません。
2004年度の報道ステーションです
動画:報道ステーション
(3分程度の動画ですので、ご覧ください)
経済破綻から想定できることの一つに
ハイパーインフレというものがあります。
ハイパーインフレとは?
(2分程度の動画ですので、ご覧ください)
下の動画をクリックしてください。
もし、日本でハイパーインフレが起こったら
物価が急上昇してしまう
お札も紙切れ同然に・・・
これ、日本人にとっては致命傷なの分かりますか?
あなたが働いたお金、どこにありますか?
多くの方は、銀行預金かお財布が
だと思います。
ハイパーインフレが起こってしまえば
預貯金のお金の価値は一気になくなってしまいます。
積み立てていた年金の価値は一気に意味をなさなくなります。
(こんなこと早々ないでしょ)
そうでしょうか?
インフレというのは円の価値が下がることを言います。
この10年の間に、日本の円の価値は
毎日変動しています。
2012年と2015年の比較をしてみます。
円の価値は79円から121円に変動しています。
これは、円の価値が42円も安くなっているということです。
1万ドルに換金するのに
2012年では79万円で済んだのが
2015年では121万円払わなければ換金できません。
もっと言えば、
2012年に79万円で1万ドル変えていれば
2015年に1万ドルを円に換えていれば
121万円になっている。
つまり、何もせず交換だけで42万円手に入る
ということです。
お金の価値というのは秒単位で変わります。
貯金をしていれば大丈夫
年金があるから将来はとりあえず平気じゃない?
そういう発想はもう当の昔に終わっているように思います。
【将来の資金を確保するために】
経済破綻を止めることは個人では決して無理です。
私たちにできることは
年金や貯金はある程度は必要だが
それだけに頼らないこと
・円以外の資産を持つこと
分散して持つこと
これが安定を保てる一つの方法だと思います。
絶対的なものはありません。
一つが崩れたときに
ほかの資産があるだけで心の安心は生まれます。
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。